この記事の概要
今回は、僕が所属している早稲田大学先進理工学部電気・情報生命工学科の学部1年生の春学期の時間割と実際に履修した授業の感想を書いていきます。
この記事を読んでわかること
- 僕の所属している学部学科の一年生の具体的な時間割
- 各授業に対する大まかなイメージ
- 僕の所属している学科について
まずは、僕の所属している学科の簡単な説明からしていきます。
そもそも電気・情報生命工学科って何?
あまり耳馴染みのない学科名ですよね。どういうことを学ぶ学科なのかというと、名前の通りで電気系・情報系・生命系の分野について横断的に学ぶ学科です。特徴としては、2年生以降に履修する選択必修科目の数が他の学科に比べて圧倒的に多く学年が進むにつれて分野を絞っていくということも可能です(僕の場合は、生命系の授業を今後基本的に履修しない方針でいます)。あと、早稲田理工学部の中では、女性の方が多い学科です。女性が多いです(大事なので2度言います)。
学科の公式サイトは、こちらから行けます。
具体的な時間割
僕の春学期の時間割は、上の画像の通りです。
僕は、『わせコマ』というアプリで時間割を管理しています。このアプリを使うと自分の履修の登録状況から時間割を生成してくれるので、1コマずつ個別に入力する手間が省けるので、新入生はスマホのアプリストアで調べてインストールしてみてください。
春で履修した授業は、ほとんど必修科目でしたね。各科目についての受講してみた感想をA群科目(教養科目と外国語)→B群科目(理系の基礎科目)→C群科目(学科専門の科目)の順で書いていきます。
A群科目
舞台芸術論
これは、自分で選んで履修した授業で、面白くて楽だと聞いて履修しました。授業の内容は、人形についてさまざまな面から考えていく講義や、子ども向けのアニメの裏に隠されていることについて考えていく講義など個性的でどれも面白くてハズレの回がありませんでした。
Communication Strategies1
理工学部生必修の英語の授業です。相手との英語での話し方や注意の引き方、質問の仕方などについて学ぶ授業で、僕みたいなコミュニケーションが苦手な学生には役に立つ授業でした。英語の授業は、基本的に入学前のTOEICのスコアで分けられるので、スピーキングが苦手なのにハイスコアをとって上のクラスに配属されると大変かもしれません(僕は大したスコアではないので大丈夫でした)。
Academic Lecture Comprehension1
こちらも必修の英語の授業です。授業では、音声を聞いてノートを取ることや、自分で文章を書くときに注意することについて学ぶ授業になっています。これも自分のクラスのレベルによりますが、リスニングが苦手だときついです(僕は、リスニングが苦手で苦労しました)。
スペイン語初級 1A
第二外国語の授業は、教授によって授業の方針や難易度に差があって、僕の履修したこの授業は、オンデマンドかつ内容が簡単でした。最後のレポートさえ提出すれば単位がきます。
スペイン語初級 1B
マイルストーン(詳しくは下のリンクの記事参照)で楽単だと書いてあったので、履修しました。出席していれば単位はくるけれど、良い評定を取ることは難しい授業だと思います(他の授業だと余裕で最高評定を取る人でもその一つ下の評定をもらっていました)。高GPAを取りたい人は、注意が必要です。
B群科目
基礎の数学
学科の必修科目の数学の授業です。さまざまな分野について広く浅く学ぶ授業で、ひろゆき氏で有名な写像についても学ぶことができます。授業を流してさえいればよかったので、授業をPCで流しながら寝落ちしてしまう時が多く(10回以上)、試験直前に焦って勉強して何とかギリギリ単位が取れました(あまりに単位が取れる気がしなくて救済メールの書き方を試験前日に調べていました)。教授は、若い方で授業のリアクションでくる筋トレの話で楽しそうに話していたのが印象的でした。教授曰く、大学のジムの利用費用は破格らしい(年間5000円程度?)
数学A1(線形代数)
これは、一年間通して履修する授業でした。先生の喋り方が特徴的で毎回名簿を見ながら指名しているはずなのに同じ人ばかり指名されていて少し気の毒でした。(僕はほぼ指名されない側の人間でした)授業では、新しい公式などについての説明や導出、例題を用いた解説をした後に授業中に数十分問題演習をして提出する形式でした。基本的に春学期と秋学期のテストの点数と日頃の問題演習の提出度合いによる平常点(教授曰く数点分)で成績がつくのですが、春学期のテストの学科の平均点が100点満点で50点後半(平均6割取れないと単位は来ない)で受講している学生は、必死に秋学期のテストに向けて勉強していましたね(もちろん僕も)。教授の指示した解き方をしないと演習課題もテストも採点されないので要注意!!
数学B1(微分積分)
これも一年間通して履修する授業です。1回目の授業のときに出席を取らないと教授がおっしゃって以来授業には一度も出席していません。レポートを出せば単位は来ます、難しいですけれど。
力学A
春学期で履修した授業で一番何をしているか内容を理解することが難しい授業でした(多分理解していない)。授業中に解説した方法で微分方程式や積分ができれば演習問題は解けるらしい。わからない時は、素直にできる友達に解き方を聞くことの大切さを教えてくれた授業でした。
理工学基礎実験1A
早稲田理工生の共通の敵である、通称『きそじ』と呼ばれる実験科目です。1Aは、化学実験が対面で物理実験や生物実験がオンラインでした。とにかく作業量が多くて、これを後回しにして、締め切り前日から徹夜で仕上げる限界大学生も多数います。対面実験は、基本的にペアワークなので隣の人が有能だとスムーズに実験が終わります。やり手の方は、きそじを一緒にやることを誘い文句に女子と仲良くなるらしくて、羨ましい限りです。
Javaプログラミング入門
メジャーなプログラミング言語の一つである『Java』の基礎について学ぶ授業です。授業も難しくなく、授業のスライドの通りにやっておけば間違えなく単位が取れます。不安なら簡単なJavaの本を買って少しやってみると良いかもしれません。
C群科目
電気・情報生命工学フロンティア
所属している学科の教授の研究内容について聞く授業です。Zoomでのオンライン授業で同じ学科の生徒が全員試聴していて、リアルタイムのTwitterの盛り上がりがすごかったです。これも教授ごとに指定してくる課題(そんなに大変ではない)をちゃんと提出すれば単位がきます。
生命科学A
学科の必修科目です。細胞生物学について学ぶ授業で、教科書がアホみたいに厚くて高いです(700ページ越え・定価8000円以上)。授業は基本的に教科書の前半部分を主に取り扱います。苦手な科目かつ半年以上前に受講したのであまり内容も覚えていません(評定もギリギリCでした)。
電磁気学A・演習
学科の必修科目です。高校物理で習う電磁気について深掘りしていく授業でした。教授が気さくな方で演習をしていて、わからない内容について質問すると親切に答えてくれるので、スムーズに演習も進めることができました。オンデマンドの授業を試聴して、オンラインまたは対面の演習に参加する授業で、僕は同じ学科の友達に会うために対面で参加していました。時々置かれている文字が何を意味しているのか理解し難いことを除けば、不満のない授業でした。
総括
今回は、早稲田大学先進理工学部1年の春学期の時間割と受講していた授業の感想について書いていきました。
テスト期間で苦しんでいる僕の様子は、こちらからご覧になれるので気になる方は是非ご視聴ください。
秋学期の時間割と受講した授業の感想についても近々記事にまとめるので、お楽しみにしていてください。
大学の楽な授業の選び方がわからず困っている方は、こちらの記事も併せてお読みください。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。今後ともご贔屓に。
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